MEMBER STORY

開発からインフラへ渡った、
私のキャリアの話。

H. / 開発→インフラへ転身

インフラから開発へ移るエンジニアは多いと聞きます。

そんな中、私は逆を行きました。開発をやっていた人間がインフラへ飛び込む。「なんで?」と思う人もいるかもしれません。「もったいない」と言う人もいました。

でも今は、よかったと思っています。どっちが良いという話ではなく、両方知って世界が広がったという話です。

インフラへ行こうと思ったきっかけ

オープン系システム開発や運用をやっていた当時はしっかりと「上流工程」にかかわることがほとんどありませんでした。どちらかと言うと「器用貧乏」なタイプでした。

いくつか転職経験はありますが、地方病院の情シスに勤務していたとき、自分の開発経験を活かせる仕事はないかと思い転職サイトに登録して、開発・インフラ関係なく探していたときに今の会社に出会いました。

当時は35歳でしたが不安や迷いといったものは特になく、ここまで来たら器用貧乏を極めてやろうじゃないかと、行動あるのみでした。

インフラ初心者として入社してみて

Linux基礎の受験勉強に手を付けて初めて見たコマンドに面食らった記憶はあります。環境構成図などを読み込むことは苦ではありませんでしたが、ポート単位で設計書が書かれていたのもちょっとした驚きではありました。

開発経験があってよかったと思ったところは、検証作業中にミドルウェアのエラーログを読む際、何が原因になっているかおおむね当たりを付けられたことです。

特定条件下で発生する不具合等の事象を切り分けるための再現試験は難易度高く感じましたが、続けるうちにダンプファイルから再現検体を作れるようになったので「検体職人」と呼んでもらえるようになっていました。

インフラ以外のアプリケーションやプログラム言語に馴染みがあったので「これ知ってる?」とけっこう聞かれることもありました。環境面で制約がある案件ではJavaをPerlに書き換えたり、Pythonで数十万件のデータ登録バッチを作ることもありました。

大病と、それでも続けられたこと

長年潜んでいた親不知が動き出して痛みを感じたので抜くことになったのですが、そこから運悪く感染症に罹患してしまい、人生初の救急車と5時間に渡る手術を経験しました。一ヶ月以上の入院で季節は真夏になっていました。

退院後は体力の低下もあって、会社から「まずはリモートでできる仕事でリハビリしてみよう」と打診されたことがきっかけで、リモートワークを経て復帰することができました。

突然のことにも真摯に向き合ってくれる人たちがいる——退院直後でしたが心強く、「なんとかなるかも?」と思いました。

一番印象に残っているのは、入院中の病棟がどうしても暑くて「扇風機買ってきてほしいです」とお願いしたところ、社長が買ってきてくれたことです。今でも自宅でありがたく使わせてもらっています。

自分でキャリアを描くということ

今の肩書きはマネージャーですが、これがゴールだとは思っていません。クラウド・セキュリティ・AI・自社サービスへと広がっていった経緯は、常駐先の現場で新サービスの発足を目の当たりにして、自分も何かサービスを作りたいと思ったことがきっかけです。

クラウド構築運用の知見を得て、次はセキュリティの目線を養い、さらにAI駆動開発を取り入れて思い描いたサービスを手元で作れるようになった。「どんなサービスを作るか」を決めた瞬間、ただの「器用貧乏」から脱却したと思います。

年収の変化
320万円 → 550万円
給与については、自分から「どうすれば上げていけるか」を相談し続け、付加価値になるスキルを泥臭く習得した結果。

開発だけではサービスを作りたいなんて思わなかったでしょうし、運用だけではキャッシュフローを考えることもなかったと思います。自分のキャリアを描くとは、広い視野で自分とその周りをよく見て知り、さらに先を想像することだと思います。

ハードルを感じている人へ

開発からインフラへ行くことを、怖いと思っている人がいるとしたら——変えることは面倒だし怖い、今のままが心地よいという感覚もわかります。

実際にやってみてハードルは思ったほど高くなかったことと、新たに知ることが楽しいと感じました。開発もインフラも両方やってよかったと思ったのは、色々な経歴を持った方々と一緒に仕事をすることが多いので、日々の会話の中で共通の話題をすぐに見つけられるメリットはとても感じます。

なにより、開発経験は実際の検証手法や再現に直結する技術なので現場で重宝されます。

「もし迷っている人がいたら、選択肢のひとつにインフラ業界——一度飛び込んでみませんか?けっこう楽しいですよ。」

「まず、話を聞きに来てください。」

選考ではなく、お互いを知る場所から始められます。
IT未経験・転職希望・スキルアップしたい方、まずはカジュアルに話しましょう。